2025.11.11
かかとがすり減る原因とタイプ別チェック】
◆ 主な原因
(1)重心のかけ方の誤り
後ろ重心の人は、かかとがすり減りやすい。
(2)姿勢の悪さ(特に猫背)
外側だけ減る場合は猫背傾向。姿勢の乱れは血流や歩行バランスにも影響。
(3)靴のサイズ不適合
大きめの靴で歩くと、脱げないようにかかとに負担が集中する。
【靴底の減り方でわかるあなたの体の状態】
① かかとのやや外側が減る(正常)
- 正しい歩き方ができている証拠。
- 理想の重心移動:
①かかと → ②足の外側 → ③つま先 → ④親指で蹴る - ただし、すり減りを放置すると重心が後方へズレて猫背や関節痛の原因になるため、靴底の定期チェックが大切。
② 靴の中心部が減る(アキレス腱が硬い)
- アキレス腱が縮み、重心が後ろ寄り。
- 前かがみ姿勢・猫背・腰痛になりやすい。
- 放置すると前傾歩行が癖になり、腰痛や疲れの原因に。
③ かかとが減らず、つま先の内側だけ減る(前重心)
- 重心が前に偏っている状態。
- ヒールをよく履く女性に多い。
- 膝・腰・肩こりの原因になるため、重心を後ろに戻す意識を。
④ 内側全体が減る(X脚・内股歩き・扁平足傾向)
- 重心が内側にかかりやすく、アーチがつぶれ扁平足に。
- 外反母趾、タコ、巻き爪、膝や股関節痛につながる。
- 早めの歩行改善やインソール対策が有効。
⑤ 外側全体が減る(O脚・がに股・ハイアーチ)
- 重心が外側に寄る歩き方。
- 足首・膝・股関節・骨盤に負担が集中。
- アーチが高い「ハイアーチ」の人に多く、衝撃吸収が弱く疲れやすい。
- 放置すると膝や股関節痛、足裏痛の原因に。
⑥ 左右で減り方が違う(脚長差・重心の偏り)
- 片足に負担が集中。
- 生まれつきの脚長差や、片足のアーチ崩れによる左右差が原因。
- 1〜2cm以内なら大きな問題はないが、それ以上は膝・股関節・腰痛の原因に。
- 専門家の診断・インソール調整がおすすめ。
靴底は“あなたの歩き方の鏡”です。
定期的に靴底をチェックし、偏りがあれば体のサインとして早めにケアを行いましょう。
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A1スポーツマッサージ治療院
住所:東京都渋谷区東3-12-12 祐ビル1FOASISRESORTSPA内
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